申し込みはお忘れなく


こんにちは。やっと少しずつ夏らしくなってきましたね。


さて、今月の9日に行政書士試験の概要が行政書士試験研究センターより
発表になりました。(詳細はこちらで)
来週から受験申込みの受付も開始されます。


試験まで約3ヶ月半となりましたが、皆さん、勉強の方は順調でしょうか?


会員の方から頂くご質問を見ていると、記述式問題の対策に悩んでおられる方が
かなりいらっしゃるようです。


行政書士試験のような40字程度という短い記述問題の場合は、
盛り込める内容が非常に限られている分、必要な知識をしっかりと押さえ、
コンパクトにまとめなければなりません。
知識が足りない場合はもちろん書くことができませんし、
知識があっても、そのエッセンスを抜き出してまとめるというのは
なかなか難しい作業です。


今回の内容は前者、それもインプットの対策
ということになるかもしれませんが、
法律の学習において最低限外せない知識は、
要件・効果」であり、これは確実に覚えなければなりません。
(※このこと自体は、記述式であっても、択一式であっても同じです。
また、正確には丸覚えではなく、理解した上で覚えるのがベストです。)


そのためには、ひとつひとつの法律要件について、


(1)どのような場面で、(2)いつ、(3)誰が、
(4)どこで、(5)誰に、(6)何を、(7)どのようにするのか 


ということを常に意識しながら、体系的に学習を進める必要があります。
この方法は、単に「要件(・効果)」を問われる問題以外に、
事例に沿った「あてはめ」が求められる問題にも有効です。


ここで、より記憶を確かなものにするためのポイントは、
めんどくさがらずに必ず一度は自分の手で書くということです。
目で文字を追っただけで、わかったような気になっていても、
実際に書こうとするとペンが進まないというのは
わかっていないのと同じことです。
普段携帯電話やパソコンばかり使っているせいで、
昔は書けた漢字が最近すぐに出てこないことがある(←私です。)
・・・なんてことからもわかるように、
頭だけではなく、手で覚えるというのは意外に大事です。

夏バテに気をつけて、頑張ってください!


(ドウニシ)