合格者喜びの声。
Z会高校コースHPもマメに更新しているんですよ。ご存知でしたか?
最近…まさに今日、更新したのは「合格者喜びの声」。Z会に届く声ですので、Z会を誉めてくれている声が多いのですが(笑)、その誉めている声の中でも、
- 何を大切にしていたか
- どういうところが役に立ったか
- 受験に必要なものは何か
が読み取れますので、嬉しさを共有すると共に、「あっ、そういうところが大事なんだ」という感覚をつかんでほしいと思います。
今日は特別に、「合格者喜びの声」の解説編。
Z会もよい教材を提供できて嬉しいのですが、このコメントのポイントは
「いつも友達に教えることができました」
ここかな、と。
友達に教えるタイミングで自分自身の復習にもなっているんですよね。
これってすごく大切で、
「新しい問題に取り組む」→「復習して知識を定着する」→「定着した知識を運用したさらに新しい問題に取り組む」→…
という流れが無意識にできていたことがすばらしいんです。
Z会の通信教育も、予習→問題作成→復習の流れをベースにしています。ただ、(取り組む問題自体はいろいろ変わるんですが)ちょっと作業自体を単調に感じてしまう人も多く(ホントはそんな作業を繰り返すことが大切なんですけど、なかなか、ね…)、ヤル気の持続は自分自身に課さなければいけない課題の1つなんです。
そのヤル気「友達に教える。それが楽しい」という流れを作ることで無意識に持続した上で復習にもなっている。
うん、いい感じですね。
- 毎日こつこつ努力し、自分に足りないものを見つけ、それを補うことのできる人は、どんな大学の問題にも耐え得る力を得ることができます。Z会はその手助けをしてくれるはずです!(上智大学法学部合格 U・Kさん)
ここのポイントは「教え手(上記体験記では「Z会」にあたる部分)は手助けに過ぎない」と本人が気づいていることですね。
これはZ会のような通信教育だけではなく、塾であっても、学校の先生であっても、当てはまることです。
「○○の教え方がわからない」と思うことがあるかと思います。
もちろん教え手の方は、わからせようと最大限の努力をすべきです(し、我々ももちろんしています)。
また、わからない、ということが実際に発生したときには「わからないのはあなたのせい」と簡単に口に出すような教え手はいかがなものかと思います。
一方で、「わかる」ようになるには、今まで自分が持っている知見の中に、新しい知識を連結して、自分の頭の中で処理する、という操作が必要になります。
これは他人の手ではなく、必ず自分でやらなければいけません。この部分を人に任せてしまうと、自分の「理解しよう」という姿勢不足による「わからない」状況の発生は解決できません。
教える側は自分の「手助け」。簡単に言葉にしていますが、この方はしっかり、自ら学ぶ姿勢ができているような気がします。
こんな目を持って合格体験記を眺めてみるのも面白いでしょう。