ルイス・ガースナー


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成功の秘訣を書けると思ったとき、成功への道は閉ざされる。
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ルイス・ガースナー(ルイス・V・ガースナー)はIBMの元会長。コンピュータの世界では誰もが知っているIBMなのですが、実は1990年代初頭は赤字で、倒産寸前とまでいわれていたのです。
そのIBMを復活させた方こそ、このルイス・ガースナーです。彼の言葉だと知って、余計説得力を感じませんか?


7月8日のこのブログにおいて、UNHCR駐日事務所で働くKさんの言葉を小谷さんが語って下さいましたが、その中に次のようなものが紹介されています。


『どうやって勉強したらいいんですか』とよく聞かれるのですが、勉強の仕方は決まったものはありません。


すごく「どうやって〜」と聞く人、まずはその姿勢そのものを改めよう、改めよう…という努力を続けて欲しいなあ、と思います。
次に、「そういう風に言われるのはわかっているんだけど、どうしてもわかんなくて〜」という人、もう、ほんのちょっとだけ努力して欲しいなあ、と思います。


Z会も多くの皆さんから相談を受けるので、何も最初から「アドバイスなんてない!」なんていうつもりはありません。
質問の仕方を考えて欲しいな、考えて発する質問はきっと有効な回答も引出せるよ。
これを皆さんに伝えたいんです。


大前提として、誰しも真似するだけで通用するような「成功学習法」はない、とは知っておく必要があります。
それがルイス・ガードナーの言葉に言い尽くされています。明文化された瞬間にそれは多くの人が模倣するので、その時点で「成功法」ではなくなっちゃんですよね。


模倣されない方法…それを見つけ出すしかないですよね。いわゆる「自分独自の学習法」「自分の性格に合った勉強法」ってやつです。
そのヒントを、先生や、Z会を始めとする教育機関の「教科の専門家」に求めて欲しいんです。
つまり、

  • 今自分はどんな学習をしているか
  • 今までこんなことしてきた(けどなかなかうまくいかない)
  • 狙っている大学はこのレベル(だけど、○○の教科の偏差値が離れ過ぎていて…)

そういった「自己開示」をした上で、回答者にアドバイスを求める姿勢が必要なんです。
最初から「上手な勉強法教えて!」では、本当に欲しかった「ヒント」すら得られない可能性が高いんですよ。


…と、私(寺西)の話はここまでにして、そんな勉強法を見つけるヒントに、担当の浜野よりお知らせがありますので、どうぞご覧ください!