どこまでいくのか、新記録。

みなさんこんにちはっ!ギネスの清水です。お元気ですかぁ〜〜!
ところで明日は「西の日」だそうです。西の方向に向くと、幸運に巡り合うのだそうですよ。よし!今日は猫も杓子も西だっ!!西へ進め、どんどん進めーーー!!


おっと。スミマセン。このままでは本題に入らぬまま終わってしまいそうですわ。


さてさてお待ちかねのギネスです。
今日も先週に引き続き「記憶の達人」をご紹介しましょう。


千葉県の男性、原口證さんが、2004年9月25日に「円周率を何ケタまで暗誦できるか」というギネス記録に挑戦した、というところまで先週お話しましたね。その結果、それまでのギネス記録である42,195ケタを大幅に更新する54,000ケタの記録が誕生したこともお話しました。
おっと、さらっと言ってしまいましたが、これはトンでもないことですよ。
5万4千ケタが頭の中に入っているのですからねっ!!


ところがその原口さん。54,000ケタに満足せず、なんとなんと2度目の記録更新に挑戦。2005年12月31日のことです。
これは年末の特番で大きく報道されましたので、見た方もいらっしゃったのでは?


実は1度目の挑戦のとき、私も参加させていただいたのですが、54,000ケタで終了したのは、「借りていた会場の、時間が来てしまった」という事情があったのです。
原口さんが調子よく、どんどんどんどん暗誦していったものですから、うれしいことに記録挑戦はいつまでたっても終わらず、会場の方にも無理を言って何度も時間延長をしていただいたのです。


でも、さすがに「これ以上は」という時が来てしまいました。そして、記録挑戦をサポートするために参加していた協力者の疲労のことを考えて、原口さんの息子さんが「終了」と判断したそうです。仕方ありません。もう夜の10時ですから。
ずいぶんと延長してくださった会場の係りの方には、ほんとうに感謝ですが、すらすらと暗誦を続ける原口さんに「終了」と告げる苦しい役割は原口さんの息子さんが引き受けられました。


そんな事情があって「もう一度」という気持ちになったのかもしれませんね。驚くほどのチャレンジ心、尊敬します!


このときは、68,000ケタの記録だったそうです。テレビの特番(生放送)の終了時間もすぎ、それでもドンドン暗誦を続けたそうです。
でも、まわりの人の疲労のことを考えて、自ら「終了」と判断したそうです。
原口さんにせよ、息子さんにせよ、まわりの人を気遣う心。素敵ですね。


そしてなんと2005年7月1日。今度は新聞社との会話がきっかけで開催した3度目の記録挑戦。飽くなき挑戦心です。
このときは、結果的に83,431ケタの記録になったそうです。またまた超大幅な記録更新です。
もう、とどまるところを知りません!!って感じですね。


1度目の記録挑戦のときに、マスコミの記者の方が取材に来ていて、翌日の報道がきっかけになって、原口さんは新聞テレビなどのマスコミでどんどん紹介されるようになりました。
もちろん、2度目の記録挑戦のときも、とてもたくさんのマスコミで紹介されました。
今でも、私のところに「原口さんを紹介してください」とマスコミ関係者から連絡があることもあります。


原口さんのように、何かひとつ大得意なことを追い続けることによって、まったく今までとは違う人生が始まってしまうこともあるのですね。
私も何か見つけたい。。でも数字はチョット・・・


さて、チャレンジ精神旺盛な原口さんの、ビックリな3度の挑戦をご紹介しました。
来週もギネスネタ、楽しみにしていてくださいね!