ドラゴン桜担当者の分析。


※ネットカフェから更新、頑張ります(^^


今年の東大合格者数において、地方の公立高校出身者が躍進した、と、かなり話題になっています。
個人的に「やる気になって、そして実際に“自分で勉強する”という行為を伴えば、以前よりずっと(地方、あるいは公立の人でも)東大は合格しやすくなっているよなあ」という感覚があったのですが、今年はそれが数字になって現れた形です。


私(ブログ担当:寺西)がなんでそう感じていたか…はさておき、まずは昨日のセミナーにて、『ドラゴン桜』編集担当者が話していたコメントを紹介します。


「今年の東大受験において、ドラゴン桜は何か影響を与えたと思いますか?」


とさんざん聞かれるそうです。担当者の方は(そりゃそうですよね)。


彼の答えは「あるんじゃないですか」です。そのひとつに、地方公立高校からの東大合格者数の躍進があるようです。


「東大は簡単だ!」


この言葉に引きづられて、「地方からは無理だよねえ」と思っていた本人、あるいは、「自分の高校の生徒には怖くて“東大を受験しろ!”なんていえない…」と思っていた進路指導の先生の意識が変わり、「目指して頑張れば手の届く範囲なんだ」と東大合格を狙うようになったとか。
※そういう進路指導の先生から話もお聞きしたことあるようですね。担当者の方は。


補足すると、ドラマで注目されたのは去年ですが、漫画はもっと前から連載しています。
連載開始した頃の読者で高校1年生だった方は、今年あたりが受験だったのでは…とも推測できます。
つまり、決して「3年生になってはじめた」ばかりではなく、早いうちに「東大」という意識付けをされて、地道に2、3年間頑張った地方の生徒も多かったんじゃないですかね。
(それこそ地方の方に向いている「通信教育のZ会」などで。笑)


うん、担当者の方の分析、すごくわかります。
実際、私がそうでしたから。
※参考記事はこちら



高校に入学したばかりの実力テストで、たまたまよい点数を取った自分。
その頃の意識は「地元の国立大学にいければいいなあ」くらいだったのですが、直後、クラス担任から一言。


「寺西、東大を狙え。」


これにはビックリ。。。
「えーっ…」の私の言葉のあと、彼は続けて、


「狙って勉強して実力が伸びなくても、3年生になって進路変更はできる
高い目標を持った方が実力はつくし、お前なら大丈夫、と思っている。」


ほんとにこの言葉に支えられて東大に合格できたようなものですから。。。
ドラゴン桜』の影響で、そのようにコメントする進路指導の先生も増えたんじゃないですかね。



塾に行かない方のほうが珍しいご時世になりました。
換言すれば「教えられる」ことに慣れてしまっている人が増えている、ともいえます。
それはそれでひとつの勉強法かもしれませんが


「自ら学ぶ姿勢・手段を身につけた人」


のパワーには、受身学習だけの人はなかなかかないません。


地方には塾という選択肢が取れない場合もあります。
だから、塾に行けずに、Z会などの「自分で学ぶ」要素が強い学習法を身につけた人は、昔以上に東大に合格しやすくなっているのでは…という感覚が、私の冒頭の文の理由です。


そんなわけで、Z会、オススメですよ^^(←結局ソレかい!というツッコミはなしで)
今なら資料請求すれば、パルティオゼットなどで情報も手に入るので、情報の格差も少なくなっていますしね。