大阪大学合格に、物理チャレンジの精神。


数学オリンピック」という名称、聞いたことがある人も多いかと思います。
そして…若い人の理系の頂点を極めるのは、これだけじゃないんです。


「国際物理オリンピック」というのもあるんですね。
これに出場するには、まず国内で行われる物理チャレンジにて優秀な成績を収める必要があります。


もちろん、物理という学問に対し好奇心が強い人は、これだけでも「参加する!」という意識になるかもしれませんが、やはり「ご褒美」(!?)みたいなものもあるといいですよね。


そんな中、大阪大学が、日常現象の「なぜ」を考えながら活動する若者を応援する入試制度を平成20年度から行います。


簡単に言えば、国際物理オリンピックに日本代表として出場すれば、阪大の合格資格がほぼ得られるんです!
そしてきっと、大学入学後も、物理を真剣に学ぶ人を大々的にバックアップしてくれるでしょう。


私(ブログ担当:寺西)が考えるに…
大阪大学側として、「物理オリンピックに出られるような優秀な若者には入学してもらいたい」という意志の一方で、「このような機会に果敢にチャレンジする若者を評価したい!」という意志もあると思うんですよね。
好奇心をもたず、学校から与えれた課題だけを淡々とこなす人では、今後変化が激しくなると予想される世の中の舵取りを担ってくれるとは考えにくく、それよりも自ら積極的に機会を見つけ、自分を試す機会を設定し、チャレンジしていく気持ちをもった人を「人一倍」評価したい、ということじゃないでしょうか。



ベンチャー企業を応援する気運も高まりつつあります。
一方で、ベンチャーを起業するにはリスクも伴うのも事実です。


物理チャレンジに出場することは、たとえ代表に選ばれなくても、失うものはありません。
参加申込は4月25日まで。
自分を試す、良い機会ですよ。