テラ・ルネッサンス


8月7日、なんの日かご存知でしょうか?
※…って、いろんな意味がありますよね(苦笑)


8月7日は、『ドラえもん』に出てくる野比のび太君の誕生日なんです(^^
もっというと、私(ブログ担当:寺西)の保育園時代から高校時代までのライバルでありよき友人、S君とY君の共通の誕生日でもあります。 (←どうでもいいよね。。。ははは。。。汗)
※でも、この2人、小学校時代に「オール優」を連発していて…図画工作で必ず「普通」だった自分にとって、いつも「いいなあ…」という思いを寄せていた2人なんだってば。


本題に、戻して、と。


先日、行きつけの中華料理店で、漫画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』が置いてあるのを見つけました。
ドラえもん』映画シリーズの2作目で、1981年の作品です。
今は亡き祖父と一緒に見に行った記憶が今でもあります。


「懐かしいなあ〜」と思って手に取り、一気に全部読んだんですが…
「『ドラえもん』ってすごい漫画だ!」と感じること、非常に多かったです。
全部語るとキリがないので(笑)、その一つだけ紹介します。


このお話は、はるか宇宙に住む心優しい男の子と、そのペットの動物が、ワープ中にトラブルに巻き込まれ、地球の野比家の畳の裏と時空間がつながってしまった、という話です。
ドアを開けるとそこは地球という、彼らの知らない土地でした。


男の子。
「ゴホン…ゴホン…なんという空気なんだ…」
空気が澄んでいないことを訴えているんですよね。


四日市ぜんそくに最初の賠償命令が出たのが1970年代の初頭のようです。
この頃は「環境問題」といえば「公害」であり、地域レベルの環境悪化についての話題がメインでした。
1981年はまだそれから間がありません。
私は小学生だったわけですが、公害のことは学んでも、地球レベルの環境問題のことはそこまで深く学習した記憶がありません。
世間的にも恐らく「地球環境問題」がメインテーマではなかったでしょう。


藤子不二夫氏はこのときすでにわかっていたんですよね。
日本だけの問題に留まらず、これから環境を大切に生きなければ、地球自体が滅びてしまうと。
環境を大切にする人が増えて欲しい…私の高校時代からの願いですなのですが、そんな心が『ドラえもん』を読んでいるうちに、無意識に身についていたのかもしれません。


そんな素敵な地球を守るために、いろいろな方が活躍されています。
その中の一つのNPO法人、「テラ・ルネッサンス」の鬼丸昌也理事長と、8月5日(土)にお目にかかる幸運に恵まれました。
先日、一青窈さんともトークライブを行った!という素敵な方です。


今日のブログのタイトルは、彼の名刺のトップに書かれている言葉になり、サブタイトルはこう続きます。
「地雷・小型武器・子ども兵・平和教育にとりくむNGO」


5日に伺ったお話は、ウガンダの子ども兵のお話。

  • 子どもは素直だからこそ、それを利用して忠実な兵士に育てられる。こんな悲惨なことはない。
  • 兵士のときは戦い、戻ってきた瞬間に大人から「今日からは暴力は必要ないよ」と言われても、そんなにすぐに子どもが変われるわけがない。
  • 1人への暴力を見せ付ければ子どもはおびえ、従う。


言葉ではどうしてもチープになってしまいますが、このようなお話を15分に渡って伺いました。


最後に鬼丸さんはこう話しました。


「私たちがやる、という言葉は好きじゃありません。“私”がやるんです。そして、無理せず、できる範囲のことを少しでもやればいいんです。」


おっしゃる通りですね。


このような鬼丸さん。
少しでも肌で感じるために、是非メルマガをとってみてはいかがでしょうか。
自分から問題解決に向かう姿勢、これは受験勉強に、そして人生に、最も大切な事のはずですから。