自分のベストの「参加の仕方」って!?


【執筆】清水流美(合資会社ピット代表)



皆さんーー。こんにちはっ!!
おなじみの金曜日がやってまいりました。今日も楽しくまいりましょう〜〜!


今日、はじめてこのブログをご覧になった皆さま、金曜日は「祝・週末」ということで、楽しい話題で大盛り上がりしているのでございます。
私清水流美(しみずるみ)が、皆さんに楽しい話題を振りまかせていただきます。
どうぞお楽しみくださいませっ!



今日は9月29日です。
はっ!!!えっーーー?!!!
明日で9月が終わりなのーーー?
って、ちょっとあせっているのは私だけ?
私のことは置いておくとして、4月に始まったこの学年も、半分が過ぎたってことですよねーー。
なんだかしみじみーーー。


なーんて言ってる場合じゃございません。
私も、皆さんも、きっと今年の初めや、年度の初めに「目標」という、仰々しいものを立てたと思います。
どこかにしまっちゃった?
あーー。。ありゃーー。


目標って、たいていの人が「今の自分よりちょっぴり背伸びした自分」をイメージして立てるんだと思います。
だから年を重ねるごとに、人って成長するんですよね。
「今の自分で十分にできること」を毎年目標としていたら、ずっと成長しない、ずっと同じ人になってしまうと思いません?
だから、目標って「ちょっぴりだけ背伸び」がいい感じだと思って、いつも立てています。


さぁ今がちょうど年度の折り返し地点。
勇気を出して「目標ってなんだったっけ?」を確認すべきチャンスです。
あ、もちろん覚えてる人は、「目標」そのものを確認するんじゃなくて、「予定通りに来てるか」を確認するんですよ。
覚えてない人は、この機会に、ちょっと前の記憶をズルズルと引きずり出してきてみましょう。
で・・・
今の、折り返し地点で、目標にどれだけ近づいてるかは、人それぞれだと思うんですが、
ここで一つ、私なりの「とっても回り道に見えるけど、とっても確実な学習方法」というのをこっそりお話しようと思います。


それは・・・


いたって簡単。
「自分ができるようになったら人に教える」ってこと。


何かの問題に取り組んでいるとして、

  • 問題を解く方法を知る

っていうのは、解決の第一ステップ。
これだけじゃまだ解けないですよね。


で、次のステップが、

  • 問題を解けた!

というステップ。一歩進みました。


そして、ここからが清水の提案です。次に、
-人に教える
っていうことをしてほしいのです。


「なんでーーー?そんな、人のために??」
って思います?


実はね、人に教えるって、簡単に聞こえるけど、結構難しいことなのです。
自分が十分に理解してなきゃいけないし、それを「相手の人がわかることばで」伝える、ってことをしなくてはいけない。
でも、そういったことを工夫しながら相手に教えていくことで、あら不思議。ほんとうに不思議なことに、自分の理解がグンと深まっていることに気づくはずです。そして、理解が深まるだけじゃなくって、なかなか忘れないことにも気づくはずです。


人に教えるって、実はそんなふうに良いことがあるのですよ。
ちょっと気に留めてみてくださいね。


さーーーて、そろそろ・・・
今日の話題に参りましょうか。そう、ギネスな話題です。
今日のテーマは・・・【ホップ・ステップ・ジャーンプ!】です。
(前置き長すぎっ!すみませーーん。)


ギネスブック(正式名称:ギネス世界記録2006)には、じつに多くの種類の記録が載っています。
そのなかでも、「みんなで挑戦!」という分類のページでは、たくさんの人でこんなことしました!という記録を見ることができます。
そのページで、こんな記録を発見!!


【最多人数での同時ジャンプ】


なんでも、2001年、イギリスで55万9493人の人が同時に1分間ジャンプをし続けた記録が、このようにギネス記録として登録されたようです。


なんだかシンプルですね。
「ジャンプする」
「多く人が参加する」
要するに、この2つの条件を満たして、ギネス記録になったって感じですよね。


だけどその数55万人。そう簡単に集められる数ではありません。
だから私もそう簡単に皆さんに「集めりゃいいんです!これ、どうですか?」なんて、お勧めするつもりはありません。


でもぜひ皆さんに知っていただきたかった。
それは、この記録のもうひとつの側面です。


この記録、確かに55万9493人の人が同時にジャンプしたという記録なのですが、実はジャンプにはもっと多くの人が参加していたそうです。ギネスブックによると、実際に参加していた人数は、56万9069人。
1万人ほどの人が「ジャンプには参加しているんだけど、ギネスへの参加ではなかった」ということです。(ちょっとムツカシイ?)
おかしいなぁと思って読み進めると、こんなことが書いてありました。


===以下、ギネス世界記録2006より引用===
数にちがいがあるのはからだに障害のある児童も参加していたからだ。ジャンプができない子は、ものを地面に落とすことでこのイベントに貢献した。
===以上、ギネス世界記録2006より引用===


確かに、人それぞれ「差」というものがある。
そして、その人なりの「参加の仕方」っていうのがある。
それぞれがいちばんよい「参加の仕方」をして、イベントを成功させましょう・・・


こんなメッセージを感じる記録だと思いました。
ひとつのギネス記録に、深く、深く、考えました。

学校の行事。
地域の取り組み。
部活動。

いろんなことに当てはまると思います。


自分は、自分なりのベストの「参加の仕方」をしているのかな。
人が、その人なりのベストの「参加の仕方」をしていることをちゃんと理解しているかな。

そんなことを、これからはちょっと、考えていきたいですね。


さて、今週のギネスな話題は、このあたりで終わりにいたしましょう。
今週末も、ゴキゲンな日々をお過ごしくださいね。
来週またお会いしましょう!!


(今週の話題は、ギネス世界記録2006を参考にしました。)