楽な方法論の前には必ず…


9月26日の日記に続き、今週も「甘えてはいけない」のトーンで書かせていただきます。
というのも…世の中の数多ある学生向けサイトの中でも、とくにマジメで優秀な人が集まるパルティオゼットの中でも、「手を抜いて短期間で実力を上げるのはどうしたらいいの?」的な質問がここしばらく目立ったため、アドバイスしてくれている大学生の方や、「苦手教科のアドバイスはもらうかわりに、得意な教科は自分からアドバイスするよ」というGive&Takeの気持ちに溢れた方からの「嘆き」の声が散見されましたので…。


まず、よく言われる例え話から。


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ある森の中に割と速い流れの川があり、向こう岸に目的地があります。
しかし、橋はかかっていません。どうしますか?
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このようなシチュエーションで、川を泳いで渡ろう、渡ろう…とする人とは違い、はやりの!?「東大脳」型の人って違うんですってね。

  • 森の中なので木がいっぱいある。これで橋を作れないか?
  • 木を切るならノコギリが必要だ。近くの民家で借りられないか?
  • 貸してもらうわけだから何かしらの見返りを住人に与えることはできないか?その方が借りやすいのでは?


…そういうアイディア、発想を次々と考えていくことで、橋を架けて「楽に」渡るわけです。


橋を楽に渡っていくその人を見て、その部分だけを真似しようとしても…
真似できないですよね。
これを学習法に置き換えると、「楽な方法を取るならば、その前に必ず発想のトレーニングが必要」ということになるかと思います。


東大などの難関大学に合格する人は、発想のトレーニングを必ず積んでいます。
というより、「発想すること」を厭いません。
楽をするために、考えて考えて考えて…と、頭を回転させることを苦と思わず、「だって力技で問題を解決するのは疲れるから」という姿勢を、自然に自分自身に受け入れられているのです。


「2時間勉強するだけで偏差値が10上がるような方法を求める」
そんな手抜きの姿勢とはまったく違いますよね。


Z会の通信教育は1ヶ月に2回が基本です。
「えっ、たったこれだけの問題量で大丈夫なの?」という質問、よく受けますが、これも「楽そうに見える」だけなんですよね。
量としては少なく見えても、その中に発想のトレーニングがギッシリ詰まっているので、結果的に「効率的な」勉強ができる教材体系なんです。(これはホントですよ)


受験生の方もまだ遅くはありませんし、それ以外の方も発想のトレーニングは早めに始めた方がよいです。
まずは資料請求して、Z会を感じてみてください!