普通の人よりがんばれる理由(4)


大学受験の先にあるもの〜職業を考える〜


【執筆】小谷祐子(フリーライター


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「起業は、何をやるにも成長度は大きいと思っています。
大企業に入って、教育システムが整ったところでいろいろ教えてもらうのもいいと思いますが、
起業というのは、何から何まで自分でやらなきゃいけないので、成長しますね。


大企業であれば職種も縦割りで、限られてしまう場合が多いと思いますが、起業の場合、全部一人でやるのです。
僕も、営業から広報までやっています。
いろいろなジャンルのことが、広く学べるので、それによって成長スピードがすごい上がりますね」


と保手濱さん。


さらに、成長スピードが上がるもう一つの理由として、
「普通の人よりがんばるから」と言ったのが印象的でした。


「僕も、睡眠時間も削って、リラックスタイムも全然ない中、がんばっています。
高い目標がある人にとって、起業というのは一つの成長スピードが早いから、効率のいい道であると思いますね」


その「普通の人よりがんばる」ことの予行演習となったのが、保手濱さんの場合、大学受験にあったと言います。


高校2年生のとき「東大に行く!』と言ったら、周りから「お前なに言ってるんだ、あり得ないじゃん」、塾の先生も、「保手濱君、その成績だったら東大ではなく別の大学にしたほうがいいんじゃないか?」と言われたという保手濱さん。
でも、怖じ気づかず高い目標を維持してがんばれた。受験時代の経験が今でも活きていると言います。



最後に、起業家として、今後の目標を伺ってみました。


「事業に関しては、学校教育や、受験に関する疑問、『こうなったらいいな』と思う理想はいろいろあるので、それを追求できるような仕事をしていきたいと思います。
今の中学生や高校生にとって、もっと充実した努力できるような教育環境にしていきたい。


個人的には、社会貢献しつつ、最終的には世界一と呼ばれる人間になりたい。
もともと楽観主義の人間で、根拠のない自信家っていうのもありますが(笑)」


屈託のない笑顔で、大きな夢を語る22歳の保手濱彰人さんには、たしかに、成長スピードの早さを感じられます。


彼の5年後、10年後が楽しみであるとともに、このブログを読んでくださっている中学生、高校生のみなさんが彼の年になるころの社会に、ある種の明るさを感じさせてくれました。


若い世代が、高い目標に向かってがんばることで、社会が変わってくる。
そんな未来への希望を持ちたくなるインタビューでした。


Z会より】
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