相田みつを
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あんなにしてやったのに
『のに』がつくとぐちが出る
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詩人であり、書家でもあった相田みつを。ふと、「ニンゲン」を感じたくなったときには、東京国際フォーラムにある相田みつを美術館に足を運ぶことにしています。
- みんなのために頑張ったのに誰も振り向いてくれない。
みんなに認めてもらうために頑張ったわけではないですよね。
- あんなに頑張ったのに成績が悪かった。
他の人はもっと頑張ったのかもしれませんよ。
- 喧嘩をけしかけてきたのは向こうなのに僕が叱られた。
どっちが先、ではなく、“僕”の言動に(も)悪いところがあったからですよね。
「のに」がつく発言は愚痴にしかなりません。
ただ、私(ブログ担当:寺西)としては
「愚痴を言いたくなるときだってあるじゃん」
と思うんですよね。
だから、「のに」という言葉を思わず使ってしまうことすらダメダメ言ってしまうのは窮屈ではないかな、と。
人間、ちょっと弱いところもありますから。。。
大事なのは、
「『のに』を使うのは、家族、親友といった“心を許せる”人の前だけ」
にすることじゃないでしょうか。
知らない人の前で言う愚痴はみっともないですけど、
親しい人の前での愚痴だったら、許してもらえるんじゃないですかね。