女性の自立と宅建資格


12月5日に平成19年度宅建試験の正式な合否が発表されましたが、それと同時に、たくさんの合格のお知らせをいただき、そのうち3名の方からは早速合格体験記を寄せていただきました。
この3名の方が全員女性であることからもわかるように、女性からの合格のお知らせが圧倒的に多いのが印象的でした。


私は、宅建には男性的なイメージを持っていたのですが、最近の不動産屋さんでは女性社員の方に接客されることも多く、もはやそのイメージは古いのでしょう。


宅建の資格は、不動産業界に就職する時に有利であることはいうまでもありませんが、他の多くの資格の中では比較的難易度が低いので、最初に挑戦する資格としても適しています。
宅建民法関連の基礎知識を得ながら学習の習慣を身につけ、行政書士社会保険労務士司法書士などの方面に広げていったり、あるいはさらに不動産に特化して不動産鑑定士土地家屋調査士などの方面へ広げていく道も開けます。
また、不動産業界に就職しなくても、今後自分で家を借りたり買ったりする時に役に立つ実用的な知識が得られます。
まさに、自立して生きたいと考えている女性にふさわしい資格です。


現在、今年の出題傾向をふまえ、来年度版に向けての改訂を鋭意進めています。
Z会の宅建講座は今年始まったばかりで、今回が最初の改訂ですが、耐震偽装問題などの影響から、建築基準法などの法令上の制限が非常に厳しくなっている点が特色となっています。資格取得を抜きにしても、マンションや一戸建ての購入を考えていらっしゃる方には、ぜひ知っておいていただきたい知識ばかりです。


これからお申込の方でも、新版テキストが完成しましたら、新しいものをお送りしますので、安心してお申込ください。
思い立った時が勉強の始め時です。


(クロダ)