論理力重視へ

今日は1日、仕事がバタバタしそうなので、深夜のうちにupを。
※ただ単に寝れないだけという説もある(笑)


日経MJ」(※旧日経流通新聞)の2/17号にて、教材作成会社が
「暗記型から論理性重視へ」
の教材作成をし始めた、との記事が載っており、Z会もちょっとだけ取り上げられました。


確かに「ゆとり教育」の反動で、このところやけに「考える力」云々を広告表現に使う教育関連の会社が増えたな〜という感覚は受けていますが、
Z会は75年にわたりずっと「論理力最重視」の姿勢を崩してませんから。
※あ、広告表現、という点だけ見たら、うちも「考える力」って今言ってる…(苦笑)。
この記事を見て、教材作成会社から言うのもなんだけど、教材作成会社だからこそ、伝えたいこともあります。


暗記型重視の教材、いわゆる受験テクニック重視、って奴ですね、これがもてはやされていた時期も確かにあります。
自分が大学を受験したのは1991年だったんですが、この頃は受験生も多く、テクニックが花盛り!?でした。
当時Z会の「受講生」の方だった私。確かにテクニックとは無縁の世界にいました(笑)。


ただ、暗記型重視の教材は、それはそれで評価できる一面もあると個人的に思っています。
教材作成会社の大きな目標として「大学に合格させること」があれば、世の中のニーズに応え、テクニック偏重の教材にすることで、ニーズが満たされ、お客様が満足すればいいわけですし。そういう時代もあったということで。
まあ、これは教育というより、マーケティング的な観点、ということになりますが。


今は世の中が、「暗記型」より「論理力重視」を望んでいるから、そのような教材が多くなってきたわけですが、もし、そのような姿勢の変化を見せた会社の教材を選ぶ際には

  • お客様のニーズの視点から分析し「お客さまのため」を思って変化したのか
  • ただ単に「暗記型が世の中で否定され始めたから、じゃあ…」と豹変したのか

で、大きく違うので気をつけてくださいね。


前者のように、ニーズを徹底的に分析した上での決断であれば、たとえマーケティングの視点が入っていても、本質的な教育の視点はぶれないので、教材はよりいいものをめざします。
後者のように、マスコミ記事などから感覚的に変えるようであれば、教材作成会社の理念などが感じられませんので、教材はいくら論理力云々といえども本質がなく、あまりいいものになりません。


会社の歴史から汲み取れる意図を考えて、教材を選んでくださいね。


ちなみにZ会が伝えたいことはこれです。
共感した方はどうぞ右のリンクから資料請求してみてくださいね^^