重松清さんインタビュー!


Z会小学生コース 対馬です。

某出版社さんのイベントで「12歳の文学賞」というものが実施されるそうです。
テレビでも放映されたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
その審査員として、我らが重松清さんがいらっしゃいました!
同名の小説を映画化した『疾走』も大好評上映中と、重松さんの活躍の幅はますます大きくなってきていますね。


さて、今日は、前回のブログ(読んでないよ、という方は一度こちらをお読みください)でも予告しましたが、重松清さんに行ったインタビューの模様を振り返ります。といっても、残念ながら私は参加できなかったので、インタビューに同席した弊社宣伝担当Nに聞いてみました。


――しかし、よく取材を受けていただくことができましたね。お忙しい方だと聞いていましたが。


  取材は、2005年9月に行いました。とにかく、講演・TV出演・執筆活動など、ご多忙を極めていらっしゃる方ですので、撮影を伴う取材を行うことができたのは本当に幸運でした。その際、「Z会だから取材受けたんだよ」といううれしいお言葉もいただきました。


――実際にお会いになってみて、いかがでしたか?


  小説を読んだ上では、心の隙間をやさしくくみ取る繊細な方なのかなと思っていましたが、実際にお会いしてみると、とても豪快な方でした。インタビューが始まるなりテンポよく飛び出す重松さんの言葉の強さと勢いに、取材する私たちが引き込まれてしまう、といった感じでしたね。


  また、教育に関することや、ご自身のお子さまだけではなく子どもの成長、未来などについて、きちんと一本筋の通った意見をお持ちでした。現代をきちんと見据えている、人の心の機微をやさしく、そして正しくとらえる、公平な視線で物事をみつめている方だな、と強く感じました。力強さも繊細さもお持ちの方で、一つ一ついただくお言葉について、本当に勉強になりました。


――今回の取材で印象に残ったことを教えてください。


  重松さん自身が高校時代、Z会のとある漢文の参考書が大好きだったそうで、とにかく、知らなかったことがわかるようになるのは楽しいじゃないか、みんなができないことをできるのってかっこいいじゃないか、と思いながら勉強していたそうです。これがすなわち学習のモチベーションの基礎なんだ、とも。・・・ここから先は、実際に『小学生には、何が大事か。必要か。』を読んでいただきましょう! とにかく、重松さんには「Z会は今思えばむずかしくもあったけど、本当におもしろい問題、題材だった。考えさせる良問って言葉、ありゃうそじゃないよね〜」、とおっしゃってくださいました。
  またちょっと不思議なめぐり合わせとして、大学時代のお友達がZ会に就職したということもあり、Z会を特別に感じてくださっていたようです。


重松さんのお話は、Z会小学生コースサイトからも読むことができますよ! ぜひ一度、ご覧くださいね。