昨日の講演会より。


やはり昨日のうちにはアップできませんでした。すいませんm(_ _)m
本来は今日は別の者の担当なんですが、昨日のイメージが残っているうちに…と、今日は(も!?)私(寺西)が担当させていただきます。


講演実施前に母校名をここででかでかと(?)明かすのはちょっと避けたかったのですが、今日の「北國新聞」という地方新聞(といえども地元では一番大きな新聞であり、メディアでもあります)に記事が掲載されましたので、こちらでも。
母校は石川県の小松高校というところです。


北國新聞の記事を引用して紹介させていただきます。
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小松高で15日、1年生の難関大志望者を対象に、現役東大生を招いた講演会が行われた。今年度前期の京大合格者数が12人と躍進した同校では1、2年の間でも難関校に挑む意欲が高まっており、参加した1年生約120人は東大生の「目標を高く持って挑戦してほしい」などの助言に熱心に聞き入り、志望校合格に向けて意識を高めた。
(中略)
講演会では通信教育関連企業に勤務する東大工学部卒の寺西隆行さん(小松高出身)がコーディネーターとなり、現役東大生2人が高校時代の勉強法などを紹介した。
寺西さんは自らの受験を振り返って「難関大を目指して挑戦する姿勢は社会に出てからも役立った」と話し、生徒を激励した。
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※なんか私が個人で赴いた、みたいになってますが(苦笑)、会社のお仕事で行ったので、Z会という会社名を出してほしかったなあ〜。自分の「やりたい!」という思いが強かったのは確かなんですが、それを後押ししてくれたのは会社ですからね。


私なんかより、東大生のお2人(地方出身の方と都会出身の方に協力していただきました)の話がとても若い人に響いたと思います。
とにかく「口だけではなく、“やる”ということの大切さ」を説いてくれ、講演後も聞いてくれた高校生の方に個人で質問を受けてましたね。


さて、そのときの高校生のアンケートからのコメントから1つピックアップ。


聞きたかった話〜「時間の効率的な使い方について」


う〜ん、気持ちは良くわかる。
一方で、たとえば3時間、という時間を好きに使っていいよ、と与えられた時、

  • とにかく計算練習をバンバンやる!休憩は2回だけ挟む!
  • 休憩なしで3時間、模試形式で数学の難問にチャレンジする!
  • 計算練習を1時間やり、難しめの問題でじっくり1時間、最後の1時間はそれらをもう1回!

という3つの方法で、一番効率の良い時間の使い方=一番実力が伸びる方法って、自分との相性によるから、本質的には


「自分を知る!」


ってことが、時間の効率的な使い方をやる上での第一歩なんですよね。ここができていない人も多くて。


…と、こういう話をしてもあまりヒントにならないので、一つヒント的なお話しを。


社会人になると、やらなきゃいけない仕事はたんまり、でもプライベートの時間もとりたい、というとき、よくあります。
とくに、1週間くらいの長期休暇をとりたい時は、休暇に入る前「これ全部、終わるかなあ。フツウおわんないよ!」という状況に追込まれる(!?)わけです。
でもなぜか終わっている。
そう、「終わらせたい!(じゃないと楽しい休暇が待っていない!)」という気持ちが、それまでには気づかなかった効率を生むんですよね。


一度上司に言われたことがあります。
「自分の仕事を“今の自分の限界”って思えるところよりちょっとだけ多く背負い込んだときに、初めて効率のよい仕事の仕方に気づいていくんだよね〜」
確かに、と思いました。


さあ、ヒントにして、あなたならどうしますか?