ケアレスミスをなくすには?


勉強法の質問で、大変多いものですね。
しかしこれは根本的に、「おっちょこちょい」という性格に起因する部分が大きく、「なくす方法は?」と聞かれても、


「自分の性格と向き合って、“自分はどういったときにケアレスミスをするか?”(緊張しているときか、それとも…)を考え、解決法を見つけ出す」


のが一番の近道だ、という答えが「ごもっとも」な回答になるかと思っています。


とはいえ、質問者は悩んでます。
そこで、上記が本質的な答え、と押さえた上で(これを押さえないで「〜すればいいんだよ」と言っても、実のない回答になりますからね)、次のような回答をすることがあります。

  • 最後の10分は必ず見直しに使う。


最もオーソドックスな回答ですね。

  • 自分の実力を過信してませんか?


これはよく使います。
学生さんと相対していると、「こんなケアレスミスをしなかったらもっと点数良かったのに…」という方が多いですが、良い点数を取っている人は大体、同じようなケアレスミスを答案作成中にしていても、作成中に気付き、直し、そして制限時間内に解き終えているんですよね。
ケアレスミスに気付かなかった」こと自体で、実力不足だった、もっとケアレスミスに気付くよう、実力を上げないと…
という気持ちを持つだけで、随分変わって来る学生さんもいらっしゃいます。

  • 相手に(自分の回答を)伝えよう、と思って答案を書いていますか?


ケアレスミスが多い人は、この気持ちが余りないんじゃないかなあ、と、今日ふと思った出来事がありました。
それは…明日の「高校」の回にてお伝えしますね^^