ケアレスミスをなくすには?パート2
昨日の日記の続編です。
ずっと以前に、Z会の高校コースの通信教育の会員さま対象に、あるアンケート(キャンペーン的なもの)を行ったことがありました。
その際、ご本人様、と確認するために
- Z会に登録のある会員番号
- 生年月日
のみ、携帯電話からメールで返信して下さい、と指示したときのメールを昨日いろいろ見返してみたのですが…
次のような現象?が見られました。
【会員番号を携帯メールからミスタイプした(=一致する会員番号がない)人は、ほとんど生年月日の「生まれ年」を落としている】
ここにケアレスミスをする人へのヒントがあるかも…と思ってしまいました。
ミスタイプは「ケアレスミス」の一種ですよね。
生年月日の「生まれ年」を記入しないのは、恐らく「誕生日」と勘違いしているんでしょう。
思い込んじゃっているんですよね。
「こういう場合は月日だけ書けばよい」と…。
たとえば数学でケアレスミスをした人が「あ〜その条件見落としてしまったよ!わかっていればこんなミスしなかったのに!」と話したとします。
上の「生まれ年」の記入漏れも、「わかっていれば防げる」ミスですよね。
しかし、「わかっていれば」という姿勢では、このミスを直せると思えますか?
私はとても直せるとは思えないですが…
思い込みの激しさ、という部分の本質は、「相手を受けて」返事する、という、「 」の部分が欠けている姿勢にあると思うんですよ。
実際、ケアレスミスを多発していた私自身の高校時代を振り返ってみても、今以上に(笑)人の話を聞こうとしなかったなあ…と思います(汗
相手を受け止める、という間を置いて、相手の要求する返事を返そう、という、普段からの姿勢だけで、随分ケアレスミスも少なくなると思うんですけどね。
蛇足ですが、同じメールで同じ情報の返信をお願いした方であっても、上記のようなミスをする方もいれば、生年月日を「1975(昭和50)年1月1日」のように、西暦と元号で併記してきた丁寧な方もいらっしゃいました。
「相手に伝わるように(わかってもらえるように)」という姿勢がとても感じられませんか?
※私もここまではできませんね。めんどくさがりなので(笑)
ちょっと今日は毛色を変えて、学習相談の回答的な内容にしてみました^^