ラ・ロシュフコー
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真の苦労は人目につかないものである。
目に見える苦労は虚栄心をもっていれば簡単にできる。
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水曜日にこんなコーナーはどうかな、と思い、やってみることにしました。
今までメールマガジンで「Z会 教養講座メールマガジン」という種類を配信していたのですが、職業についていろいろ紹介してくださっていた執筆者の方に、このZ会ブログで書いていただくことになりまして…
簡単に言えば、メルマガ→ブログへと形を変えるに伴って、教養講座メールマガジンは配信を終了するんです。
そのメルマガの中で「今日の一言」というコーナーがありまして(私:寺西が執筆していました)、反響などもありましたので、これからはこのブログ中でいろいろ書いていければいいかな、と。
さて、ブログデビューの「今日の一言」、記念すべき第一回目はこの言葉から。
『箴言集』が有名なフランスのラ・ロシュフコー。
皆さんの周りでも、
- あいつ、何も勉強していないように見えるけど、なんであんなに出来るんだろう?
- そもそもの頭の出来が違うやつはいいよなあ…。
- 要領いいんだよね、彼は。
そんな風に思う人がいませんか?
でも、そのような人は、普通の人が見えないところで頑張っている。
そして、頑張っている程度も人一倍。
ただ、それを頑張っているように見せていないだけ。。。
頑張ったことを人に認めてもらいたい。
そんなかわいい(笑)気持ちは誰だって持っているでしょう。
ですが、その気持ちが強く出すぎると、虚栄心になり、自己の成長を妨げてしまいます。
「こんなに頑張ったのにテストで点が取れなくて…」
気持ちはすごくわかります。
が、他の人はもっと頑張ったのかもしれません。
テストの難易度にしても、一回前のテストより難しくしなければ皆さんが成長しませんから、難易度のアップと「頑張った量」が同じくらいであれば、点数は変わらない、という認識でいるのが正しいでしょう。
いや、そういう認識でいた方がいい、というべきでしょうか。
認められなくても良い。
自分は自分の夢をつかむため、黙々とやるだけ…
とても強い精神力が必要ですが、そういう人間を目指す姿勢が大切かもしれませんね。