添削で、自分で考えるクセをつける
Z会中学コースの下村です。
今日は中学生から見たらお兄さん、お姉さんのお話です。
日曜日、東大など難関大学合格者に、高校1,2年生のときの学習法についてインタビューする場に同席させてもらいました。
いちばん印象的だったのは、
「過去問は出題される確率がいちばん低いからやらなかった」
という東大に合格したA君の弁。なんという潔さ!
彼に言わせると、東大の問題形式等は即応コースでわかっていたから、その時間をほかのことに使った、とのこと。
Z会の東大即応コースがあったからこそですね。
※東大・京大・早大文系の各即応コースは高校コース大学受験科で9月開講
ところでZ会をやったことあるみなさんは、答案作成にどれくらい時間をかけていましたか?
今回のインタビューでは、数学を解くのに3日くらい考えていた、とか、小論文に9時間かかった、という意見がありました。時間がすべてではないし、本番の入試では時間内でどこまで書けるかが勝負になってきますが、準備段階の添削問題では、そこまでしても自分で考えようとする姿勢が大切で、それが考える力の醸成につながるのだと思いました。
添削済み答案を持ってきてくれた子は、なつかしそうに、何年か前の自分の答案を見ていました。
「こんなわかりにくい答案を書いている」
なんて言っていましたが、それがわかることこそ成長の証ですね。大事にとってくれていて、がんばった思い出はいい思い出になるんだと改めて感じました。
今週末は高校合格者へのインタビューです。楽しみです。