久米信行


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商機などを日々見出しては面白がる
みずみずしい「感性」と「知性」を持ちながらも、
その中から自分の天職をこれと選び出し、
日々の感動も、この天職とどこかで結びつけながら
とにかくコツコツコツコツコツコツずっとずっと続ける
強くてしなやかな「意思の力」を持つのが、

「面白一途なこころ」の意味です。
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久米信行さんは、Tシャツ制作の久米繊維工業株式会社の社長。
Web関係に詳しい方としても有名で、『メール道』『ブログ道』などの著書もあります。


久米さんは、私(ブログ担当:寺西)も言葉では言い尽くせないほどお世話になっている方です。
若い人に伝えていきたい思いもたくさん、たくさんある方で、私が教育畑にいるからでしょうか、いろんな知恵を与えてくださっています。


今年の3月、久米さんとメールでやり取りしていますと、
「4月から明治大学商学部で教えることになりました」
と連絡が。。。
「おおっ!久米さんが教えるなんて、どんな素敵な授業になるだろう…」
と思っていたら、なんと「ブログ」を活用した参加型の授業で、「商人」の気持ちを伝えていこうとしているんですよね。
その参加型授業のブログがこれ
ここ最近ではかな〜り話題を呼んでいるブログですね。


さて、今日取り上げた言葉は、その授業で学生からあった質問。


「私は将来起業家になりたいのですが、起業家になくてはならないものをひとつ挙げるのであれば、どのようなものですか?
また、それは、どのように身に付けるのでしょうか?」


これに対する久米さんの回答(一部)です。


「面白一途なこころ」


素敵な言葉ですね。


こうやってブログなどをしたためている私ですが、Webそのものが好きか?と聞かれると「普通」と答えます。
プログラムはチンプンカンプンですし、そもそも自分でプログラムを組みたい、とも思いません。
ただ、Webを用いて、世の中で今どのような便利なことができるようになっているか、という情報はつねにつかもうとしています。
それはなぜかというと、今の自分の立つ位置〜教育〜において、Webの技術を用いれば、遠隔地の方ともコミュニケーションできますし、そのことで地域間格差を少しでも少なくし、サービスを提供できる側面があるからです。
たとえば、このブログは誰でも読めるように…。


久米さんは「日々の感動も、この天職とどこかで結びつけながら」と語っています。
起業家精神、というほど凄まじい(?)ものは持ちあわせていない、一サラリーマンの私のような人間でもつねに「この技術、教育(=自分で天職、と思っている職業)に応用できないか?」という気持ちは持ちながら仕事に取組んでいるつもりです。
まして、起業家になるのでしたら、

  • 自分の「天職」と思えるものを見つけ
  • その「天職」をコツコツ育てていく
  • 強い意志、そして知性と感性

これが誰よりも必要なんでしょうね。


講義ブログ、まさにZ会のテーマとしている「めざす人」であれば、どなたでも役に立つところがきっとあるはずです。
是非ご覧ください!