中村伸一(中村隊長)


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「地球探検隊」でやっていることの最終目標は「日本を元気にすること」です。
日本を元気にするためには一人一人を元気にさせていかなくてはいけません。
その一人一人を元気にさせる手段として旅があるわけです。

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いわゆる「受験系」のZ会らしくない(笑)言葉の紹介かもしれませんね。
株式会社エクスプローラ「隊長」の中村さんの言葉です。
『感動を売る!「人とお金」が集まる仕事術』という書籍も出版されています。


私(ブログ担当:寺西)は大学生時代、「子ども会」というサークルに入っていました。
ありふれた言葉ですいませんが、

  • 元気な子どもたちと一緒に遊ぶのが楽しい!
  • 子どもたちの笑顔が自分を幸せにしてくれる!

それが活動を続けていた一番の理由です。
※東大ではかな〜り歴史のある「駒場子ども会」というサークルです。『パラサイト・シングル』や『希望格差社会』という著書で有名な山田昌弘教授もOBの一人なんですよ。


「子ども会」では夏の一大イベントとして「2泊3日のキャンプ」を行っていました。
キャンプを通じていろいろな体験をし、子どもたちが元気に飛び跳ねる姿を見るだけで、自分自身も元気になったものです。
ですので、中村隊長の言葉を「うんうん、そうだよなあ!」と肯きながら捉えるところ、多いです。


一方で、「子ども会」を通じて学んだことは他にもあります。

  • 子どもたちを見守るために、知識や教養、見識がたくさん必要だ

ということです。


「子ども会」でのキャンプ企画は1年がかり。
それこそ、ある年の夏のキャンプを終え、余韻に浸った後は、すぐに次の年に向けて執行部が動き出します。

  • 川遊びするときにどんな危険があるか。万が一のときの連絡体制は…。
  • キャンプファイヤーの「火」を使った悪ふざけを防ぐには…。
  • ウォークラリーの地図の中に危険な場所はないか…。

楽しい企画を考えるときには、そういった安全面の対策を練りに練ることが必要不可欠でした。


楽しみたいからこそ、洞察力・想像力・判断力…とういった諸々のものがとても必要なんです。
こういった力は、普段の生活の中でもさることながら、いわゆる「学校の(5教科の)お勉強」の中で身につく部分もたくさんあるんです(大学生になってから実感しました)。
だから、というだけではないですが、Z会で働く自分の姿勢と、中村隊長の言葉は、何ら矛盾しないんです。


どちらか一方じゃないんですよね。どちらも必要なんです。
様々な大人が様々な活動や手段を通じて、日本を元気にしていくことが大切なんです。
その中で、自分の果たすべき、あるいは、果たしたいことは何か…?
と考えることが、希望の職業を見つけたり、夢を発見する最初の一歩かもしれませんね。


中村隊長の書籍から伝わる姿勢…それは「面白いことはないか?」という発想。
これ、すごく大事ですし、自分もつねにそんな姿勢で仕事に取組もうとしています。
このブログを立ち上げたり、今キャンペーン中のこんな企画をやってみたり…根本にあるのは「面白いことをやってみたい!」という気持ちなんですよね。


その気持ちが「発想力」を生み出し、知恵をつけてくれると思っています。



追記:
偶然で驚いたのですが、以前この「一言」のカテゴリで紹介し、6月5日のブログで紹介した鮒谷周史さんが、つい先日『仕事は、かけ算』という書籍を出版されたようです。6月5日のブログで取り上げたメルマガ「平成・進化論」で昨日発表されていてビックリ!