自分の専門に英語を活かす(2)


大学受験の先にあるもの〜職業を考える〜


【執筆】小谷祐子(フリーライター


2)企業の中での国際的な仕事


国際部などのある日本の会社のほか、外資系企業で働くことも。


★バイリンガルセクレタリー


外国人役員の秘書。日本の大手企業ではチームで秘書業務に携わることが多いが、外資系企業の場合は外国人のボスに直属してひとりで業務をこなさらなればならないほうが多い。


★商社マン


世界中のあらゆる国や地域に日本製品を売り込むほか、原材料を輸入する手配をする貿易のスペシャリスト。海外取引先との契約書を英文で作成する貿易事務の仕事をするスタッフもいる。


★英文会計士


税制など会計学の原理は国によって異なるため、外資系企業では英文による決算・会計報告書を作成する必要がある。海外投資を行う会社などでも英文会計の知識を持つ人が求められている。


その他、日本企業が海外に進出して支店や工場を開設したり、外国企業との業務提携を行うときに専門的に診断・指導する「国際経営コンサルタント」や、国際ビジネスをバックアップする「国際マーケティングスタッフ」なども活躍しています。また、コンピューター関連の開発者や、プログラマーで英語力があれば、仕事の幅はグッと広がるでしょう。


〜続きは23日(土)に〜