ペットボトルのキャップを集めて!


【執筆】清水流美(合資会社ピット代表)


はーい、みなさん、こんにちはー!
今週もゴキゲンな一週間でしたか?
もうすっかり夏になりましたね。受験を控える方にとっては、勝負の夏?悔いの残らないように、しっかり計画をたてていきたいものですね!


私は、大学受験のとき、一年間余分に勉強したんです。
もともとほら、優等生でもなかったうえに、高校生のときにちゃーんと勉強していなかったので、「行きたいんだったら、もっと勉強しろっ!」という、当然の結末が訪れてしまったわけなんです。
その1年は、それはそれで充実していたのですが、「計画性って大事」ということをとっても実感しました。


「これが最後の夏やーーー」という皆さん、しっかり計画をたてていきましょうね。


さて、今週のギネスの話題に参りましょう。今週のテーマは【Love & Peace】です。


珍しく、中学校の生徒さんたちが作ったギネス記録をご紹介しましょう。
それも、日本の中学校の生徒さんたちです。


【Love & Peace】


日本語でいうと「愛と平和」です。永遠のテーマですね。
いろんな宗教が、愛にもとづいて信仰されているのに、なぜか世界から戦争は絶えない。
超・超・超平和主義の私としては、なんとも悲しいことです。


今日、ご紹介するギネス記録は、


「最大のペットボトル キャップ・モザイク」


というものです。


2003年、横浜市秋葉中学校の生徒さんたちが、15万480個のペットボトルのキャップを使って「Love & Peace」という文字の入ったモザイクを作ったそうです。それが「最大のペットボトル キャップ・モザイク」としてギネスに認定されたのですね。
「ギネスに挑戦しよう!」と思えるそのチャレンジ精神も、すばらしいと思うのですが、何よりも、そのテーマ「Love & Peace」に、清水は感動しまくりました。


ひとことに「ペットボトル キャップ・モザイク」といっても、そんなに簡単ではありません。
だって、15万480個のペットボトルのキャップを集めることからはじめなくてはいけないのですから。


この学校の生徒さんが何人かは知りませんが、いくらなんでも、生徒さんたちだけで飲める量ではないでしょう?
きっと近所をまわってキャップを集めたに違いないと思うんです。
それに、テーマを決めるときにも、いろいろな意見があったと思うんですが、最終的に「Love & Peace」になったということは、学校全体の意見として「Love & Peace」ということでしょう?
なんともすばらしい学校ですねっ!
本の学校はすばらしいっ!


ところで、清水の予想では、「ペットボトルで大きなモザイク絵を作る」ってことは、確かに大変だけど、学生さんたちでも十分にできることだと思うんです。
だって、現に、この横浜の学生さんたち、やってますものね。
そこで今回も皆さんに提案したいのですが、今年の文化祭で、全校をあげて、このギネス記録にチャレンジしてみませんか?


「学校でギネスに挑戦する」って、すごくすばらしいことだと思います。
だって、みんなでひとつの大きなことに挑戦すると、すごく一体感が生まれるし、先生との間柄も、ずーーっと縮まるんです。
これだけ大規模なことをするとなると、ちょっぴり準備期間も必要かもしれませんが、がんばった以上に達成感や充実感があると思いますよ。
今年の文化祭ならまだ間にあう!!!


ペットボトルキャップ絵のように、学生さんたちにピッタリなギネス記録ってあるんですよ。
これからもそのような記録、たくさん紹介していきますね。
ぜひ皆さんの学校で、なにかひとつやってみて欲しいなぁ。


それでは皆さん、今日のギネスネタはこのあたりで終わりにいたします。
来週までごきげんよう


参照:ギネス世界記録2006