ひねられると弱い。
小学生コース 対馬です。
先日通勤の時に通りかかる小学校で、運動会の準備が行われておりました。
学校によっては春に行われたり秋に行われたりマチマチのようですが、
これから運動会だ、という方、ケガには気をつけてください。
(親子競技なんかではりきったおうちの方がケガされることが多いと聞きます。
気をつけましょう・・・とこれは自戒の念をこめつつ)
さてちょっと古いニュースですが、
文部科学省所管の財団法人「総合初等教育研究所」が
全国の小学生約9000人を対象に実施した計算力調査の結果と考察についての
記事がありました。
結果としては、計算技能(平たく言えば計算力)については比較的高い正解率だったものの、
計算の意味や演算の決定などの理解力をみる文章題の正答率が悪い、ということでした。
300+500=? ときかれると800と即答できても、
゛300+500の計算は ( )が何個あるかということを考えれば
3+5で答えを求められる。( )に当てはまる数は?"
とひねられると正答率は33%程度に落ちてしまうのだそうです。
もう1つ例を挙げると、上記の調査でも出題されたものですが、
゛6リットルは1.2リットルの( )倍だ。( )を求めるための式は?"
というのを選択肢から選ばせる問題の正答率が5年生で50%だったそうです。
まあこういう質問のされ方に慣れていない、ということもあるでしょうが、
計算の方法を覚えるだけでなく、その仕組みから理解できないと、
その計算法をどこで活用すればいいのかわからないことがありますね。
たまにサッカーでもコートの真中付近でフリーなのにボールをこねくりまわして
流れを切ることでチームに迷惑をかける人を見かけたりしますが、
いくらテクニックに長けていても、使いどころがわからなければ
宝の持ち腐れ、です。
Z会小学生コースが育てる「基礎力」というのは、こういった「仕組みからきっちり覚える」と
いうことを重視しています。特に学習内容がまだそう複雑ではない小学生の時期から
こういう姿勢で学習していけば、将来の勉強でもよりスムーズに進みますからね。
さてZ会小学生コースでは、来月より、
「小学生になる前に読んでおきたい絵本プレゼントキャンペーン」を実施します。
詳細が決まり次第、本コーナーなどで告知しますのでお楽しみに!