落合博満(山本昌)


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(神様からの)ご褒美だと思うな。
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ご存知の方も多いかと思いますが、9月17日(土)に、プロ野球中日ドラゴンズ山本昌選手が、41歳1ヶ月と言う史上最年長でノーヒットノーランを達成しました。
今日の名言は、その際に落合監督が記者団からのインタビューに答えた内容から(ほぼすべてのスポーツ紙がこの言葉を引用していました)


私(ブログ担当:寺西)は実は中日ファンでして(苦笑)、この出来事はとても嬉しかった一方で、落合監督のこの言葉に


「やっぱり“人間味”あるんだよね、落合監督は…」


そう素直に感じました。
うまく言えませんが、一個人ファンの立場から見ると、「技術(個々人の力・球団としての力)を向上させるために、選手の人間心理に立つと、“(今は)こういう指導・アドバイスをするのがいいのでは」ということ、ほんとにピンポイントで言葉として発してくれているんです。
監督として詫びる時も、叱咤するときも、誉める時も…。
人間の感情の動き、という部分を一番理解しようとしているんじゃないですかね。


「すごい選手だよ、彼は!すごいことをやってのけた!この大事な時に」


という第一声も、もちろん誉め言葉としてはあるでしょう。
また、素直な感情の表現でもあるでしょう。


しかし、それ以上に、


「ご褒美だと思うな。」


山本昌選手はそこまで速い球があるわけではありません。
努力して、積み重ねた部分が多くある選手です。


そんな選手に最高の言葉であり、そしてまた、努力する選手を奮い立たせる言葉だと感じました。



黙々と、自分のなすべき事をやる。
目的を達成するために必要な努力をする。
そんな人を、きっと、誰かが、見ています。


そして、見ている人がいる社会であってほしいと思います。