普通の人よりがんばれる理由(1)


大学受験の先にあるもの〜職業を考える〜


【執筆】小谷祐子(フリーライター


みなさん、こんにちは。


前々回のブログでちらっとお伝えしましたが、来年発送予定のある媒体の記事ために、先日、ある方に取材をしてきました。
彼の名は、保手濱彰人さん。
東大在学中に起業し、『東大生が書いた頭の良くなる算数』(東京大学起業サークルT.N.K.)の著者でもあります。


今回の取材の目的は、これから大学進学をめざそうという高校生に向けて、自身の高校生の頃の話や受験勉強への向き合い方を伺うことが主でしたが、現在の保手濱さんの起業家としての思いや夢もお話いただいたので、このブログで紹介したいと思います。


保手濱彰人さんが東大で起業サークルT.N.K.を立ち上げたのは、2005年4月、そして、ホットティー株式会社を設立したのが、2005年12月のことです。
今年2006年の夏に、東京・久我山に小学生から高校生までを対象とした学習塾『TESTEA』を開きました。


「『学校の授業のサポートをしてほしい』『受験指導をしてほしい』など、生徒によって要望がそれぞれ違うのですが、どんな要望にも応える。それを、理念の一つにしています」と保手濱さん。


彼はなぜ、起業の事業内容に「教育」を選んだのでしょうか?


「『東大生が書いた頭の良くなる算数の教科書』を書いた理由も同じなのですが、僕は学校の勉強がすごいキライな子どもでした。
東大に合格したのは、進学校の空気に押されたものも大きくて、それはよかったのですが、基本的には学校の勉強はおもしろくなかった。つまらない。
じゃあどうやったら勉強ができるかと考えたら、『楽しかったらできるな』と。


『勉強を楽しく学びたい』と思い、学校の授業を受けていたときに感じた疑問や、『こういう授業があったらいいなあ』と思って書いたのが、『東大生が書いた頭の良くなる算数の教科書』であり、学習塾『TESTEA』で実践していることなのです」


〜続きは、明日!〜