普通の人よりがんばれる理由(2)


大学受験の先にあるもの〜職業を考える〜


【執筆】小谷祐子(フリーライター


保手濱さんが書いた『東大生が書いた頭の良くなる算数の教科書』(東京大学起業サークルT.N.K.)では、算数とか数学という、一見日常とはかけ離れているように見える数字の世界を、ちょっとでも現実社会に近づけて考えてみようと、伝えています。


「本の中で、『東大に入れる頭の持ち主は、普通の人と何が違うのか?』という分析もしました。
それは直観力・論理力・発想力といったもので、この3つの力が結びついて、最終的に大学入試の問題が解けるんだという分析をしました。
それが完全にあっているかどうかは別として、東大に入れる頭というものに対して、まず興味を持ってもらいたかった。
元々のターゲットは、『脳トレ』ブームなどもあって社会人を想定していたのですが、実際には中高生やその保護者が読んでくださっているようです」と保手濱さん。


さらに、保手濱さんが立ち上げた起業サークルの中でも「もっと東大脳を追求しましょう」という話もあるそうで、本はしっかりと事業のきっかけ作りの役割を果たしているとのことです。


「塾で僕がやりたいのは『楽しく教える』ということ。参考書も、おもしろく学べそうだなというのは、どんどん取り入てています。
例えば古文単語の暗記などは、語源から覚えるというやり方もあると思うのですが、漫画などで丸暗記してしまうのも一つの方法。
中学生や高校生がおもしろいと思うアプローチと、大人になっておもしろいと思うアプローチは違います。
後者(大人)の楽しさっていうのは、ある程度の教養と知識がないと感じられないものです。その知識と教養をつける前に、まず『楽しい』と思うアプローチをする。
勉強って楽しくてしかるべきだと思うんです。その方が効率がいいから」と保手濱さん。


受験生のみなさん、今、勉強、楽しくできてますか? その工夫をしていますか?
手始めにまず、
『東大生が書いた頭の良くなる算数の教科書』を読んでみたり、近くにお住まいであれば、学習塾『TESTEA』を訪れてみてはい
かが?


すでに社会人の私は学習塾はムリなので、本を購入しました!
(ほんのわずかでも)「東大脳」に近づいたかな〜、脳が活性化したかな〜と、思うこのごろです。


〜続きは、11月4日(土)に!〜