安川佳美


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自分から行動を起こさなければ、何も始まりません。
何かに取り組んで、達成して、時には失敗して、また立ち直って次のことに取り組んで…。
これを繰り返すことで徐々に自分にできることが増え、
自分自身についてもわかってくるのだと、私は思います。

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安川佳美さんは、タイトルと同名書籍の著者。今日の一言も(一言ではなくなってしまいましたが…笑)、本書籍から頂戴しました。


これに続いて彼女が語る言葉が、彼女の姿勢を明確に表しています。


ニートやフリーターが口に出す「自分探し」ほど信用できないものはありません。』


私(ブログ担当:寺西)も同感です。
刹那的な快楽に耽る間を「自分探し」という言葉で表現する人ほど、自分をつかむのに時間がかかるでしょう。
いや、その姿勢のままでは一生、「自分探し」の雲の中をさまようことになるのでは。


−将来、何かやりたいことを見つけたいなー
−でも何やればよいかわからないなー
−なんかいろいろ載っているサイトがないかなー

夢を探す姿勢は、夢を求めない姿勢よりずっとマシです。
でも、そのステップにきたのであれば、「何かないかなー」と考えたりするより
「何かをやってみる」
これが一番の近道なんです。


医者に興味がある人は…そうですね、たとえば私だったら

  • 「医者 なるには」などと検索してみる。
  • おっ、こんなサイトが一番に…
  • へぇ、地方限定推薦なんてあるんだ。自治医大ってどんなとこかな…
  • ホームページ見てみよう…
  • あっ、大学説明会なんてやってるんだ。よし、チャンスがあれば…


どんどん自分で探し、自分で求めていきますね。
そして、説明会に参加し、医者になるために必要な教養、そして大切な教科がわかれば、「よし、その教科の勉強を1ヶ月は毎日必ずやろう」と実行に移す。。。
ぱっ、と考えたので、余りいい例ではないかもしれませんが、そうしてどんどん実行するのが、「ないものねだり」から夢をぐいっと自らの手に引き寄せる唯一絶対の方法でしょう。


さて。この本には、東大生の家庭の平均年収などにも言及されています。
そこには…なんと年収1550万以上の家庭が15%近くいる、というアンケートの結果も!
そして彼女は、『裕福な家庭の子にとって、東大はもう「狭き門」ではないのです』と言い切っています。


「うちは貧乏だし…いいよなあ、お金のある家は。」
そう思いますか?


否。


「お金をかければ東大にいける」というのが事実であれば、「自ら学ぶ」姿勢を持つことにより、昔よりずっと東大に合格しやすくなった、ともいえるんですよ。
だって昔は、「お金をかけても東大にいけない」時代だったわけですから。


お金がかなりあることで「有利になる」と考えるのは、あくまで“「教えられる」という環境”が前提であること、気づいてほしいですね。