地域の文化を大切に。


【執筆】清水流美(合資会社ピット代表)


みなさん、こんにちはーー。
金曜のおなじみ、ギネスの清水です。
おっと気づけば、今年も残りわずか。


嗚呼。
嗚呼。


もし、もしですよ。
来年の目標をまだ立ててないーーー!という場合は、「イマ」「スグ」やりましょう。
年末年始は、バタバタしちゃうので、実はゆっくり時間をかけてられないのです。
なんとなく気ぜわしいでしょ?


だからホントなら、来年の目標は、10月くらいに立てちゃうのがいいんですって。
今年からは、こういうことも気に留めておきましょうねーー。



さて、今回は割とあっさり、本題に入りたいと思います。
今週のギネスな話題は・・・
【小学生がギネス更新!】
Yahoo!ニュースのギネスカテゴリで発見した、なんともうれしいニュースをご紹介しましょう。


その記事には、こんなタイトルでした。
【世界最長10mのそろばん 小学生ら作製、ギネス認定】


この記事は、兵庫県小野市に関するニュースでした。
小野市って、私は知らなかったのですが、「そろばんの町」として知られる町なんですって。
播州そろばん」の製造が盛んで、生産量も日本一なんですって。
私が小さなころは、ソロバンの練習ってしたのですけど、今の小学生はどうなんでしょ?
いろいろな記事があったので、ひととおり読んでみると・・・


この巨大そろばんは、小野市の大部小学校の生徒たちが、先生の指導を受けながら作ったもので、長さなんと、10.1m、重さは75kg。
普通のそろばんは、23けたなのに対し、この巨大そろばんは、736けたと、普通のものの32倍。
地域住民との交流会で「地場産業の魅力を知ろう!」ということで制作に至ったそうです。


完成後、当時の世界最長が7.53mだったことから、ギネス社に申請したそうです。
つまり、ギネス申請ありき、ではなかったということですね。
完成したものが、めっちゃくちゃ大きかったことと、それまでの世界記録を超えていたからギネス記録として申請した、ということなのですね。


この小学校の校長先生は、
「最近は教育現場でもパソコンが主流。 だからこそ子供たちにはそれろばんの良さを知ってもらい、地域のシンボルとして引き継いでほしい」
と、話しているそうです。
確かにそうですよね。


地域で大切に作ってきた文化っていうのがあります。
でも、大きな時代の流れがあって、どうしても、衰退していってしまうものもある。
だけど、それらの文化は、地域の人にとって大切な大切な宝物であり財産ですよね。
その大切なものをきちんと引き継ぐために、小野市の大部小学校では、このようなイベントをして、生徒さんたちに、自分たちの町の魅力と、町の大切な文化を伝えたんです。


このイベント、とても意味があるイベントだと思います。


ちなみに、このそろばんは、2005年10月に完成したそうですが、記事によると、2006年7月ごろに認定を受けたようです。
申請の準備や審査期間って、けっこうかかるものなのですよ。


さぁ皆さんも、
「自分たちの町の魅力や文化を伝えるために、どんなことができるだろう?」と、ちょっと考えてみませんか?
ナイスアイディアが浮かんだら、学校の先生に提案してみてください。
きっと、とても喜ばれると思いますよ。


はい、それではこれで今週のギネスな話題を終わりにしますーー。
今週もよい週末をお過ごしくださいませーー。


では皆さん。来週またお目にかかりましょうーー。


(今週の話題は、Yahoo!ニュースを参考にしました)