児島邦宏


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「先生、ごみ」
「先生は、ごみなんかではありません。人間です。
それを言うのだったら『先生、このごみはどこに捨てたらいいのでしょうか』でしょう?」

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児島氏は東京学芸大学教授(学校教育)。今日の一言は、時事通信社発行の「内外教育」2006年11月21日号の巻頭のトピックスより引用させていただきました。


「酔っ払い言葉」。氏によると、こうである。


「人間、酔いが深まると、修飾語、形容詞、副詞、接続詞そして助詞と次第にはげ落ち、むき出しの「オイ、酒!」「オイ、冷ややっこ!」となっていく。


確かにそうですね。


「それくらいいいじゃん」


そう思った若い人もいらっしゃるでしょうね。きっと。
そんな気持ちもわからなくはないです。


ただ、そんな若い人へ。

  • 親しい人には良いかもしれませんが、初対面の人に「酔っ払い言葉」で良いと思いますか?

そして

  • 自分の「酔っ払い言葉」が相手に理解されなくて不機嫌になったりしてませんよね?まさか。
  • 携帯メールを余り親しくない人、目上の人に送って意図と違うように取られたとき、「だ〜か〜ら!」みたいな気持ちになっていませんよね?まさか。


携帯メールの氾濫で、言葉遣いが乱れているのは確かです。
親しい間柄にまでとやかく言うつもりはありません。


私(ブログ担当:寺西)は、携帯メールからのお問い合わせを受けることもあります。
正直、「意味不明」の文章、どんどん増えてきています。


このダイアリーの読者は、そうじゃないことを願っています。


相手に理解されたい、理解してくれる友達を増やしたい、
そんな気持ちが強い方ほど、言葉遣いはしっかりしましょうね。