首都圏で、地方で働くリアルとは(1)


大学受験の先にあるもの〜職業を考える〜


【執筆】小谷祐子(フリーライター


みなさん、こんにちは。

12月に突入し、あっという間に1週間以上経ちました。みなさん、いかがお過ごしですか?
かなり寒くなってきていますので、いつもお伝えしていますが、体調管理にくれぐれも気をつけてくださいね。


さて、私は先月、ある雑誌の温泉取材で東北地方に行ってきました。


このブログを読んでくださっている方の中には、東北地方在住の方もいれば、東北に遊びに行ったことのある方、またまだ一度も東北地方に足を踏み入れたことのない方など、さまざまでしょう。


私といえば、東北地方を訪れるのは2年ぶり。自分のなかではかなり久しぶりです。
大学の先輩や後輩に東北地方出身者が多くいたことで、大学時代は季節ごとに福島や岩手、宮城など訪れていました。
社会人となった今は、旅行の機会でもなければなかなか訪れることがなくなってしまいましたが、パートナーの両親の実家が福島ということもあり、自分の中では東北はかなり親近感の沸く土地です。


余談ですが、大学時代を自分が生まれ育った以外の土地で過ごすというのは、そこに集まって来た仲間たちとの出会いも含めて、いろいろと視野が広がるものです。
地方出身の方であれば多くは都市部をめざすのでしょうが、私は首都圏出身でありながら、地方の大学を選んだことで、さまざまな経験をすることができました(それについては、また別の機会に)。


さて、話を東北の温泉宿の取材に戻しますと、
今回は、ライターである私とカメラマン、モデル男女2人の計4人で取材をすることになっていました。
私は首都圏から新幹線に乗って東北に向かいましたが、
カメラマン、モデルはともに、東北は宮城県・仙台在住の方でした。


私以外の3人は、みなそれぞれにお仕事ご一緒したことある方らしく、そういう意味でも文字通り私が、東北の方の中に「おじゃま」させてもらって、仕事をしてきたという感じでした。
これまで、いろいろな地方に取材に訪れたことはありますが、いつも首都圏出身のカメラマンなどと動くことが多く、
地方在住のカメラマンやモデルさんと一緒に仕事をしたことがあまりなかったので、今回の仕事は自分の中でとても新鮮でした。


今、経済や情報の中心は首都圏、特に東京に一極集中という感じですが、一方で「スローライフ」など田舎や地方暮らしのよさを追求する人たちもいます。
何を隠そう、この私も、そうした生活スタイルに憧れていたりするのです。

ですから、今回の「東北のクリエーターたち」の仕事スタイル、ライフスタイルには多いに刺激されました。
すぐ真似できる、ということではなく「ああ、そういう働き方もあるのか」という点で、とっても参考になりましたので、みなさまにもご紹介したいと思います。


〜続きは、明日!〜