働く人についての本を書きたい(1)


大学受験の先にあるもの〜職業を考える〜


【執筆】小谷祐子(フリーライター



いよいよ今年も残すところ、あと2日です!
土日担当ですから、2006年のこのブログを締めるのは、なんと私!!!!
。。。いいのでしょうか? すごいプレッシャー!!
でも、最後の大晦日までぜひ、おつきあいください。


せっかくですから、2006年を振り返る意味を込めて
私がこの1年間、特に「職業」とか「働く」というテーマで取材させていただいた人を
みなさんと一緒に振り返ってみたいと思います。


自分でもびっくり! 本当にいろいろな人のお話を伺いました。


まず、2006年Z会の会員情報誌『Azest』のおシゴトBOXでは


1月 環境に関する仕事(車メーカーの環境担当者)
2月 税理士
3月 学芸員
4月 宇宙に関する仕事
5月  国家公務員
6月  検察官
7月  薬剤師
8月  英語に関する仕事(通訳者・国際公務員
9月  技術者(電力関連)
10月 商品開発の仕事(お菓子メーカー)
11月 動物園の飼育係
12月 歯科医師


を取り上げました。さらに、2007年には


1月 臨床心理士スクールカウンセラー
2月 公認会計士
3月 インダストリアルデザイナー


を紹介する予定です。


こうして並べた職種のなかに、みなさんの将来の仕事があるかもしれません。


また、「技術者」といっても、実に様々な会社で働く方とお会いしました。
・電力会社
・文房具メーカー
半導体メーカー
・材料メーカー
などなど、研究・開発する対象の製品・部品も様々で、そこで必要とされる専門分野も実に幅広いものでした。
どの技術者の方も、「学生時代に基礎科学をマスターしておくことは重要」「社会人になってから学ぶことの方が多い。一生勉強のつもりで」とおっしゃってたのが印象的です。


また、「商品開発」では、
・お菓子メーカー
・携帯電話会社
・おもちゃメーカー
の方のお話を伺うことができました。
どんな商品を開発するのであれ、どの方も「自分がユーザー・消費者であったならば?」という視点を持っていらしてました。商品開発者が、その商品の一番のファンであるという熱い思いが、たくさん伝わってきました。


さらに、医療関係者の方のおシゴトぶりについて取材する機会の多かった1年でもありました。
・医師(麻酔科医、泌尿器科医)
歯科医師
・看護師
・薬剤師
・管理栄養士
・医療事務
また、同じ病院といっても大学病院であるか、個人経営の病院(診療所)であるかなどで、病院内の組織も変わります。どんな診療科を標榜するかによっても、必要とされる医療サービスが変わってきます。
医療関係者が、日々の診療行為と同時に、学会などで最新の医療についての勉強を常に怠らない姿勢に、感銘をうけたものです。麻酔科医の「医師になってからは、勉強を勉強と思わないくらい、勉強が好きなことが大切」という言葉は、印象的でした。


〜続きは、明日!〜