今後の法曹


こんにちは。
毎日むしむしじめじめしたお天気で若干うんざりです。
早くからっとした夏晴れにならないものでしょうか。


さて、先日(6月24日)大学入試センター主催の
法科大学院適性試験が実施されました。
受験された皆さん、おつかれさまでした。
結果はいかがだったでしょうか。


今後はいよいよ志望校を決定し、
2次試験の対策をすることになるわけですが、
それに向けてあちこちで法科大学院に関する
イベントが開かれています。


というわけで、実は私も先日とあるイベントに行って参りました。
多くの法科大学院が参加していたこともあり、
学生さんを中心にかなりの盛況ぶりでした。
法科大学院の説明会も開催されていたのですが、
交換留学やリーガルクリニック、サテライト授業など
各校の特色が前面に出されており、非常に魅力的でした。


中には、新司法試験制度の導入で法曹の数が激増するため、
弁護士資格を持っているのみならず、得意とする専門分野を持っているなど
なんらかの+αが必要となってくるという現実に向けて、
その対策に力を入れている大学院もあるようです。
ですが、それに頼るだけではなく、将来こういった法曹になりたいという
明確なビジョンを早い段階で持ち、その実現のための努力を重ねていく
必要があることを改めて感じました。


以前、司法修習生の先輩から「司法修習生であっても何をやりたいというものがなく
なんとなく』合格して弁護士になるという人が結構いて、
衝撃を受けた」という話を聞いたことがあります。
今まではそれで通用しても、これから「なんとなく」では
なんともならない時代が来るのかもしれませんね。



(ドウニシ)