平成19年度学校基本調査速報


文部科学省より「平成19年度学校基本調査速報」が発表されました。


その中でこんな情報がありましたのでご紹介。

大学院の学生数は26万2千人(前年度より1千人増加)で過去最高。

  • このうち女子は8万人(前年度より1千人増加)で過去最高。その占める比率は30.4パーセントで過去最高。
  • 大学院学生のうち社会人は5万1千人(前年度より3千人増加)で,その占める比率は19.5パーセント(前年度より0.9ポイント上昇)。
  • 専門職学位課程の学生数2万2千人のうち9千人(40.5パーセント)が社会人。


文部科学省サイトより引用

大学を卒業し、社会人となった後に再び「学び」を求めて大学院へ、という方が前年度より3000人も増加しているそうです。


大学院の学生数自体が前年度より1000人増加ということですから、「社会人の方の大学院通い」が「大学院生数の増加」に大きな影響を及ぼしている、ということが言えるんじゃないかと思います。


増加の背景には専門職大学院の影響もありますよね。来春から設置される「教職大学院」の行方が気になるところです。


(イヅクラ)