第2回新司法試験結果発表


こんにちは。

秋らしくなってきたと思えば、昼間は夏のように暑い日があり、
なかなか服装が難しい気候ですね。
くれぐれも体調管理には気をつけてください。


さて、先日(9/13)、法務省より第2回新司法試験の結果が発表されました。
今年の合格者数は1851名、合格率は40.2%(前回より約8%減)とのことです。
今年は未修者コースの受験生も初めて参加したということもあり、
特に今後未修者コースでロースクール入学を目差されている皆さんにとっては、
非常に関心度の高い資料となるかと思います。
合格者の内訳は既修者コースが1216人名に対して、未修者コースが635名。
合格率は、既修者コースでは、46.0%、未修者コースでは、32.3%。


法務省HP

asahi.com


この結果をどう見るかは様々だとは思いますが、
私個人としては、想定していたより未修者の方々が多いという印象を持っています。


法学既修者の方でも未修者コースを選択されている場合もありますが、
まるっきり初めて法学を学び始めたという方が、既修者にたった1年で追いつくためには、
並大抵ではない努力をされたと思います。


周囲の話を聞いていてもロースクール生活は大変なようです。
しかし、努力を惜しまなければ法曹への道は開かれている。
そのことを今回の結果から改めて感じることができたように思います。


どうして法曹になりたいのか、法曹でなければならないのか。


その強い気持ちを忘れずに、まずはロースクールの門をくぐって頂きたいと思います。


現在、私立の法科大学院を中心に、2次試験が次々と行われています。
今まで学んできたことを最大限に発揮して、合格を勝ち取ってください。
皆さんのご健闘をお祈りしています。


(ドウニシ)