心に留めておきたいあの「はなし」(回顧録3)


毎週木曜日、キャリア・アドバイザーの松尾さんが連載中の「キャリアデザインのはなし」。


その振り返り第3弾は2007年7月26日の記事です。

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気がつけばもう10月の半ばなんですね。2007年がもう終わろうとしているではありませんか。


おせちの予約が目立ち始めたりだとか、年賀状がもうすぐ販売開始だとか・・・。



ところで、年初に立てた目標はどうでしょうか?進んでいますでしょうか?


「いや〜なにかと忙しくって・・・」


という「言い訳」が頭に思い浮かんだ方、是非この記事を読み返していただきたいと思います。


とある異業種交流会での経験を通して、松尾さんは「忙しい」という言葉を自分では使わないと心に決めたそうです。

「何かをやらない、あるいはできないのは、自分が、その優先順位を他のことより低く置いているから」という真実を直視することにしたのです。そうしないと、何事にも、「忙しい」ということを、何かをやらないことの言い訳として安易に使ってしまうからです。


そして松尾さんは、その「真実」に気付くことがとても重要だとおっしゃっています。

「なにかをやれないのは優先順位を自分で下げている」という真実を認めることができた時に初めて、「ではどうしたら優先順位を上げ、行動に移すことができるようになるのか」(あるいは、そもそも、それを自分はやりたいのか?)ということをしっかり考えることが可能になります。


「忙しい」と口にするだけで終わってしまうのと、「自分自身が優先順位を下げているんだ」という意識を持って見つめ直すのとでは雲泥の差。


「忙しい」で済まさず、「優先順位を自分で下げている」という真実に向かい合った時、「実はそんなにやらなくても良かった・・・」なんて結果になるかもしれません。そしたら他の一手を再考すればいいわけですし、ムダがひとつ省けることになりますね。


あらためて心に留めておきたいと思った「気付き」でした。



みなさん、最近「忙しい」と言ったことありませんか?



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(イヅクラ)