心に留めておきたいあの「はなし」(回顧録4)


毎週木曜日、キャリア・アドバイザーの松尾さんが連載中の「キャリアデザインのはなし」。


その振り返り第4弾は2007年6月21日の記事です。

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「賞味期限切れ」の問題が後を絶ちませんね。


不二家赤福御福餅船場吉兆ミスド・・・(他にもありました?)


問題が表立って「そういや、赤福美味しいよね、残念だな〜」という声をよく聞ききますが、私もそう。赤福を初めて食べたのはおそらく小学生の頃。修学旅行で伊勢に行ったのですが、その時に「お土産に買って来て」と家族に言われて食べたのが最初だったような気がします。箱にへばりついた餅を必死になってヘラでそぎ取り、食べていた坊主がそこにいました。そういや、もう随分と長い間食べてないような・・・。



ところで、食品に限らず「人間にも賞味期限がある」という言葉を投げかけた木村政雄氏(元吉本興業常務)のご紹介から始まったのは、「キャリアの賞味期限の延ばし方」という松尾さんの記事でした。


人間の「賞味期限」とは?


松尾さんは以下のように話されています。

今、あなたがどんなに優れた知識やスキルを持っていたとしても、未来永劫ずっと通用することはまずありません。いつか必ず、時代遅れとなり、役に立たなくなってしまう日がやってきます。


日々新しい知識が生まれ、新しい発見がある「世の中」ですから、それに伴って「対応できる自分」になっていかないと「時代遅れ」になってしまうんでしょうね。


そんな「時代遅れ」にならないために松尾さんはこうアドバイスします。

人は、食品と違って、賞味期限を延ばそうと思えば延ばすことができます。ただし、正確には「延ばす」のではなく、実質的には「中味を入れ替える」ということです。すなわち、賞味期限を延ばすためには、通用しなくなった古い知識やスキルを捨て、これから必要とされる知識やスキルを新たに習得することが求められるのです。


「蓄積」ではなく「更新」。


「F5」をポンっと押すと「最新の自分に更新」できる機能があればいいですけどそうはいきません。日々必要とされる知識やスキルを吸収し身につけられるように努力しなければ・・・っと心に留めておきたいと思った「気付き」でした。



「キャリアの賞味期限の延ばし方」記事を読む



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(イヅクラ)