Z会らしい「宅建」講座が登場します


Z会では、「宅建宅地建物取引主任者資格試験)」の通信講座の受講受付を、4月1日から開始します。


この講座を開発するにあたり、担当者として一番心を砕いたのは「Z会らしい講座にすること」でした。
Z会らしい」とは、「効率的で、発展性があり、楽しい」ということです。

宅建は、不動産取引の専門家のための資格ですし、試験に合格した人がみな取引主任者として活躍しているわけではありませんが、それにもかかわらず、毎年20万人近い人が志願する有力な資格試験です。
それほど多くの志願者がいる理由は、出題範囲が比較的狭くて受験しやすいことや、自分の幅をさらに「不動産鑑定士」「土地家屋調査士」「行政書士」「司法書士」等へ広げようとするときに、宅建で勉強した内容の一部が役に立つこと、などによります。
しかしながら、合格率は毎回15%前後であり、けっして易しい試験ではありません。


そこでZ会では、まず、宅建試験の難しさがどこにあるのかを分析しました。
そして、「内容の難しさ」「用語の難しさ」「出題形式の難しさ」の3つの要因に着目し、以下の3つの戦略に沿って本講座を開発しました。


戦略1 ケース(具体例)学習による不動産取引の模擬体験
宅建試験の内容は、実際の不動産取引を体験している人にとっては常識的なことばかりですので、自分で不動産の取引をしてみることが一番です。
しかし、試験のためだけにそれはできませんので、本講座では、不動産取引のさまざまな場面を個性的なキャラクタたちに演じてもらい、そのケース(具体例)に沿って学習を進めます。
これにより、今まで不動産取引と縁がなかった一般の初学者でも、実際の取引のイメージを容易に思い浮かべることができます。


戦略2 日常会話による教室形式の解説
宅建試験の問題文は、法律の条文や判例(過去の判決例)の文章を加工して作られることが多いため、一般の人にとっては、非常に堅苦しい、わかりにくい用語が使われます。
そのため、不慣れな人には、問題文の意味を読み取ることがまず困難です。
本講座は、可愛らしいキャラクタたちの日常会話による、教室での授業形式で解説を進めますので、初学者でも抵抗なく入門でき、徐々に難しい用語に慣れていくことができます。


戦略3 問題形式による知識の確認と実戦訓練
宅建試験は、問題文の各選択肢の正誤を判断する形式で行われますが、簡単には見抜けないように、巧妙に創作されています。
そのため、知識を一通り備えていても、実際の試験形式に慣れていないと、的確に正解するのは困難です。
本講座では、本番と同じ問題形式でしつこいくらいに知識の確認を行いますので、実戦的な解答力を着実かつ効率的につけることができます。


以上から、Z会らしさの一端だけでも、感じとっていただけたでしょうか。
これから宅建資格の取得を目指そうという方はもちろん、すでに何度か挑戦されている方にも、ぜひご受講をお考えいただければと思います。
Z会宅建講座では、Z会らしくない(?)可愛いキャラクタたちと、一緒に楽しく学習できますよ。


(クロダ)