試験答案には「見栄え」も重要


こんにちは。いよいよ8月になりましたね。
秋の入試に向けて、大学院進学のための受験勉強も
そろそろ本格稼動といったところでしょうか。


それぞれの学習ペースや計画にもよりますが、
受験直前になったら、志望校の試験時間に合わせて
決まった時間内に答案を仕上げる練習もするとよいですよ。


専門科目であれば論述問題、英語であれば和訳や要約問題など、
ある程度の分量を書かなければいけない問題は特に、
自分が文字を書くときにどの程度の時間がかかるのか、
あらかじめ感覚としてわかっておくと便利です。


そして、答案用紙に解答を書く際に重要なのは、
「採点官にとってわかりやすい文字・日本語で書くこと」。


採点官も人間ですから、文字が汚かったり、誤字脱字が多かったり、
はたまた日本語として読みにくい・おかしいということがあると、
(一文が長すぎる、主語述語が一致していない、など)
いくら内容がよくても、厳しい点数をつけてしまいがちです。


ですから、普段の勉強の中である程度分量があるものを書く場合は
別紙を用意し、下書きをしてある程度の内容を固めてから
答案に清書する、ということを心がけてみてください。


和訳問題の場合は、構文が複雑、直訳では自然な日本語にならない、
というようなところだけ下書きしてみてもよいですね。


下書きなんて時間がない…! と思われる方もいるかもしれませんが、
本番の答案用紙に書いてから書き直すために一度消したりする手間を考えると、
下書きは、「急がば回れ」という言葉どおり、実は効率的だったりします。


綺麗に書くなんて頭になかったかも、、と思った皆さん、
是非実践してみてください!



(すぎもと)